日常系

感想戦

『戦闘破壊学園ダンゲロス』著 架神恭介さん ちくま文庫

学園異能力バトル。殺したり、殺されたり、精液を撒き散らしたりする。読んだあとの謎の爽快感。このキャラの見せ場かと思った次のシーンで死んでたりする。異能力を発動せずに死んだりする。キャラに思い入れる前に殺される悲しみ。あげはちゃん死ぬのあっさりすぎる。
とにかくハチャメチャで、”考えさせられる…”みたいな部分はない。でもそれに救われたりもする。あまりにも考えなければいけないことが多すぎる現代では、こういう物語が必要。
物語を物語のまま消化するのって贅沢なんだな、とふと思う。
文章を読み、場面を想像する。射精しすぎて戦闘不能になる、とかめちゃくちゃバカバカしいけど物語を読み進めながらイメージする。凝り固まった脳がほぐれる感じがする。

『チンパイ!』