日常系

感想戦

映画『着信アリ』

柴咲コウさん

実家の安心感のせいかホラー映画を観てしまう。
当時は小学生でテレビCMの雰囲気が怖すぎてビビりまくっていた。
改めて観てみると、やはりあの『着信音』は怖い。
ガラケーめちゃくちゃ懐かしい。デコ、ストラップ、待受。
吹石一恵、若い。柴咲コウの走り方がピョコピョコしててかわいい。
堤真一松重豊はあんまり変わらん…気がする。

テレビのセンセーショナルな煽り、2000年に制定された児童虐待防止法とか世相を写しているストーリー。行方不明者を捜索する番組とかあったなと思い出す。なんでもかんでもエンタテイメント・ショーになってたんだ。細木数子とか美輪明宏とかテレビでめっちゃみたな。スピリチュアルブーム。

映画の中で、堤真一の妹(霊)が急に現れて、『人の数だけ空がある』と言い残して消えるシーンがある。悪霊に襲われててけっこう緊迫した場面なので、『なんで、今?』と思う。堤真一も観てる方も困惑している。検索してみたところ、他にも困惑している視聴者は多いようだ。原作にもそういったセリフはないようで、『秋元康のメッセージ』という意見もあった。
人には人の乳酸菌。

いろいろ謎を残したままエンディング。とにかくさわやかなエンディング。